埼玉新聞

 

ヨークマートで交通安全運動キャンペーン実施 客らに啓発品を配布 大宮東署の管内、歩く高齢者が巻き込まれる事故が多く…横断歩道で注意 自転車、バイクの事故も相次ぎヘルメット重要

  • 施設来場者に啓発品を手渡す大宮東署員(大宮東署提供)

    施設来場者に啓発品を手渡す大宮東署員(大宮東署提供)

  • 施設来場者に啓発品を手渡す大宮東署員(大宮東署提供)

 春の全国交通安全運動期間に合わせて埼玉県内での事故防止を促そうと、大宮東署は6日、管内の商業施設「ヨークマート ハレノテラス東大宮店」でキャンペーンを実施した。同署員や地元交通安全協会などから約60人が参加。同施設の来場者らに啓発品を配布し事故防止を訴えた。

 一日警察署長には大宮東高校生2人に委嘱。同校ダンス部による演技披露や交通安全クイズなどが行われ、正解者には自転車用のヘルメットなどをプレゼントした。

 同署管内の3月末時点の人身事故発生件数は前年同期比11件減の111件。自転車やバイクが関係する事故や歩行中の高齢者が巻き込まれるケースが多く、自転車乗用時のヘルメット着用と、横断歩道における歩行者優先の徹底を目標として啓発を行った。同署の西脇大輔署長は「今後もこの2点を重点に啓発活動を推進していきたい」と話した。
 

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