埼玉新聞

 

やめて…高さ14メートルの桜3本、伐採する計画が進む 反対署名は1万筆超に 東武アーバンパークライン七里駅を見つめてきた桜、周辺は開発工事…駅舎は橋上化されて通路開通、ロータリーもできて迫る伐採

  • 開花し始めた七里駅前の桜。1本の木の根元から複数の大きな幹が伸び、珍しい樹形を作っている=1日、さいたま市見沼区風渡野

    開花し始めた七里駅前の桜。1本の木の根元から複数の大きな幹が伸び、珍しい樹形を作っている=1日、さいたま市見沼区風渡野

  • 七里駅の北口オープン当日に横断幕を掲げて呼びかける「七里の桜を守る会」のメンバー=3月31日

    七里駅の北口オープン当日に横断幕を掲げて呼びかける「七里の桜を守る会」のメンバー=3月31日

  • 開花し始めた七里駅前の桜。1本の木の根元から複数の大きな幹が伸び、珍しい樹形を作っている=1日、さいたま市見沼区風渡野
  • 七里駅の北口オープン当日に横断幕を掲げて呼びかける「七里の桜を守る会」のメンバー=3月31日

 さいたま市見沼区の東武アーバンパークライン七里駅北口の線路沿いに立つ3本の桜の木を伐採計画から守ろうと、市民団体が集めてきた署名が目標の1万筆を超えた。一方、同所の桜は全国的にも珍しい樹形であることが専門家の調べで分かった。「七里の桜を守る会」会長の井上陽子さん(77)らは近く、署名を添えて、清水勇人市長に伐採をやめるよう嘆願書を出すことにしている。

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