埼玉新聞

 

教え子とみだらな行為…複数回 教諭免職 他の生徒「関係おかしい」校長「複数の女子生徒と距離が近くて」

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県教委は4日、女子生徒に自宅などでわいせつな行為を行ったとして、南部地区の公立中学校の男性教諭(25)を懲戒免職処分とした。

 県教育局によると、教諭は授業を受け持っていた女子生徒から教科や部活動などの相談を数回受ける中で「好意を寄せられていると感じ、自分から誘った」と説明。昨年1月5日~10月中旬まで、自宅や駐車場に止めた車の中などで複数回みだらな行為に及んだ。

 他の生徒から学校側に、教諭と被害生徒の「関係がおかしい」と相談があり、教諭に確認して発覚した。同局の聞き取りに、教諭は「浅はかで軽率な行動により一生癒えない傷を負わせてしまった」と述べたという。

 同校の校長(57)についても、「教諭と複数の女子生徒の距離が近いと把握し、教諭に指導していたが、もっとしっかり指導すべきだった」として戒告処分にした。

ツイート シェア シェア