埼玉新聞

 

4日間限定 季節商品の立春大福、熊谷の老舗菓子店が販売 北海道産の粒あん使用、ヨモギもたっぷり

  • 1~4日の季節限定で販売される梅林堂の「立春大福」(同社提供)

 老舗和洋菓子店の梅林堂(本社・埼玉県熊谷市、栗原良太社長)は、1~4日の4日間限定で、季節商品の「立春大福」を販売する。香りが邪気を払い、疫病退散の効果があるといわれるヨモギをたっぷり使用した伝統ある和菓子。今年は商品に「『福は内、福は内、コロナ外!』の思いを込めた」という。

 「立春大福」は今年で販売56年目を迎えた商品。生地にはヨモギをぜいたくに練り込み、あんこは北海道産の小豆を使った粒あんを使用する。

 購入者には、無病息災を願った「立春大吉のお札」が付く。お札は箱田本店内にある寿康神社(ラグビー神社)で祈祷を受け、新型コロナウイルス収束の願いが込められている。

 価格は6個入りで888円(税込み)。全店舗で販売。電話予約は購入2日前まで。節分の2日は各店舗(エキュート大宮店は除く)で、「立春大吉のお札」と新発売の「やわらかゴールドプレーン」(1枚)を先着20人にプレゼントする。

ツイート シェア シェア