埼玉新聞

 

雅やかなお花見を…和舟で「おくのほそ道の風景地 草加松原」など堪能 31日、4月3日に乗船体験を実施

  • 綾瀬川で行う和舟の乗船体験(草加市提供)

    綾瀬川和舟で花見を 31日と4月3日、草加で乗船体験

  • 綾瀬川で行う和舟の乗船体験(草加市提供)

 埼玉県草加市は31日と4月3日、綾瀬川の和舟で花見を楽しめる乗船体験を実施する。参加希望者を当日受け付ける。

 綾瀬川はかつて、草加宿の発展に伴い舟運の整備が進み、江戸との物資輸送が盛んだった。市は2016年から、市民団体「なかね和舟の会」と連携した体験型観光事業「和舟の舟行」を実施している。

 春恒例の乗船体験では、川面から国指定名勝に指定される「おくのほそ道の風景地 草加松原」のほか、開花状況によっては桜も堪能できる。

 乗船場所は綾瀬川第2ラグーン(東武スカイツリーライン獨協大学前駅東口から徒歩約15分)。両日とも午前9時15分から受け付け。和舟3便が運航予定。時間は午前9時半~同11時半まで30分間隔で計5便(3日のみ正午から6便目を運航)。

 乗船料は無料。定員は3便で約20人前後。市外の人でも参加可。雨天と荒天時は中止。

 問い合わせは、市文化観光課(電話048・922・2403)へ。

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