埼玉新聞

 

コロナ禍で巣ごもり消費拡大、総合通販のベルーナ好調 純利益8割増、21年3月期は過去最高益に

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 総合通販のベルーナ(埼玉県上尾市)は29日までに、2021年3月期の連結純利益が前期比79・1%増の105億円と過去最高になる見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や接触回避などの生活様式の変化で通販需要が上昇。20年4~12月期の業績が好調なことから、同年10月に上方修正した通期予想を引き上げた。

 年間配当金の予想は、20年5月予想の1株当たり16円から16円50銭に引き上げた。

 20年4~12月期の純利益は前年同期比87・6%増の86億2千万円だった。部門別の売上高では総合通販が19・7%増。新型コロナに伴う巣ごもり消費の拡大で衣類や雑貨が伸長した。専門通販は28・4%増。外出自粛などで主力の酒類などが好調。看護師向け通販では衛生関連用品の高い需要を取り込んだ。

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