埼玉新聞

 

私立高校、平均倍率は4・15倍 埼玉の入試応募状況、県が発表 応募者数の増加、複数応募が影響か

  • 県内私立高の入試状況、平均倍率4・15倍

 埼玉県は16日、2021年度の県内私立高校の入試応募状況(中間)を発表した。全日制は前年度と同じ47校が、1万4503人(前年度比51人増、内部進学者除く)を募集。6万266人(同6064人増)が応募し、平均倍率は4・15倍(同0・40ポイント増)。集計時点は前年が1月10日だったのに対し、今年は13日だった。

 県学事課によると、倍率が最も高かったのは栄東高校で17・73倍。立教新座高校(10・38倍)、開智高校(9・25倍)が続いた。栄東は6年連続で最も倍率が高かった。

 応募者数は1人が複数の学校に応募した場合、複数人と集計しており、重複もある。同課の担当者は「応募者数の増加には、昨年との集計日の違いや複数応募が影響している可能性があり、単純に私立人気が高まっているとは言い切れない」と説明した。

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