埼玉新聞

 

関越道の三芳スマートIC、待望の“フルインター化” “上り出入り口”開通し、上下線の利用可に 所沢ICまで渋滞する国道254号を回避、周辺道路が混雑緩和へ

  • 三芳スマートICの東京方面の出入り口の開通をテープカットやくす玉割りで祝う関係者ら=10日午後、三芳町

    三芳スマートICの東京方面の出入り口の開通をテープカットやくす玉割りで祝う関係者ら=10日午後、三芳町

  • 三芳スマートICの東京方面の出入り口の開通をテープカットやくす玉割りで祝う関係者ら=10日午後、三芳町

 東日本高速道路(NEXCO東日本)が三芳町の関越自動車道で建設を進めてきた三芳スマートインターチェンジ(IC)の東京方面(上り)の出入り口が完成し10日、開通した。既に運用されている新潟方面(下り)の出入り口とともに上下線の利用が可能となり、同スマートICは「フルインター化」された。

 利用できる車両はETC車載器を搭載した長さ12メートル以下の全車種。

 10日には町立中央公民館で式典が、スマートICではセレモニーがそれぞれ開かれ、関係者らがテープカットやくす玉割り、太鼓演奏などで開通を祝った。

 林伊佐雄町長は式典で、フルインター化について「日常生活の利便性の向上や、企業立地の促進などの産業振興につながることが期待される。地域の活性化に大きく寄与すると考えている」と述べた。

 東京方面の出入り口の開通に伴い、所沢ICまで慢性的に渋滞する国道254号の回避など、周辺道路の混雑緩和が見込まれるという。
 

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