埼玉新聞

 

“熊谷初”のギョーザが人気! 自家製平麺ラーメンやチャーハンは「止まらなくなる」絶品 熊谷「永楽本店」

  • 人気の高いラーメン、チャーハン、ギョーザ

    人気の高いラーメン、チャーハン、ギョーザ

  • 厨房(ちゅうぼう)で鍋を持つ関根臣吾さん(左)と妻の智美さん=埼玉県熊谷市弥生の「永楽本店」

    厨房(ちゅうぼう)で鍋を持つ関根臣吾さん(左)と妻の智美さん=埼玉県熊谷市弥生の「永楽本店」

  • 人気の高いラーメン、チャーハン、ギョーザ
  • 厨房(ちゅうぼう)で鍋を持つ関根臣吾さん(左)と妻の智美さん=埼玉県熊谷市弥生の「永楽本店」

 埼玉県熊谷市弥生の中華料理店「永楽本店」は1957年に開店。現在は関根臣吾さん(52)が店主で、半世紀以上にわたりサラリーマンや地域住民などから親しまれている。

 同市出身の関根さんは県立熊谷西高校を卒業後、専門学校を経て家業の道へ。結婚した妻の智恵さん(53)も店を手伝い、15年ほど前に代替わりした。関根さん夫婦は「当時は時に常連客にアドバイスされることもあったが、今ではむしろ褒めてもらえ、常連客に育てられた」と振り返る。

 2002年に店を建て替えたが、昔ながらの雰囲気は現在も残っている。かつてはサラリーマンが大半だったが、最近は若い世代も増えてきている。オープンキッチンスタイルの店内はコの字型で、どこの席からも調理工程が見え、臨場感があって好評だという。関根さんは「昔からのスタイルだが、ごまかしが利かないし、緊張感もある」と語る。

 市内で初めてギョーザを提供した店とされ、自家製の皮を使い、ニンニクが効いたギョーザが特に人気を集めている。具材はキャベツをメインに使っており、オリジナルのラー油との相性も抜群だ。自家製平麺のラーメンやシンプルなチャーハンも絶品で、食べ始めると止まらなくなる味で、また必ず食べたくなる。

 新型コロナウイルスが流行した時も制約を守りながら営業を続け、歴史と伝統のある店を守ってきた。関根さんは「創業から基本的に味は変わっていないので、これからも店の味を守っていきたい」と話していた。

【主な人気メニュー】ラーメン(700円)、チャーハン(730円)、ギョーザ(400円)、ニラレバ炒め(780円)、焼きそば(980円)などが人気で、メニューは全品がテイクアウトもできる。

【メモ】永楽本店 熊谷市弥生2の80(電話048・522・1865)。営業時間は平日が午後5時~午前0時半で、日曜と祝日は午前0時まで。定休日は毎週水曜。店内はカウンター席のみで約26席。アクセスはJR熊谷駅北口から徒歩約3分。市内には永楽星川店もある。

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