埼玉新聞

 

受験や就活にごうかくダムカレーを 「ごうかく」とも読めるダムにちなみ販売 合格祈願済みのお守りも

  • 合格ダムカードなども付く「ごうかくダムカレー」を持つ今井里美さん=8日午前11時5分ごろ、秩父市上吉田の吉田元気村クラブハウス2階レストラン

 受験シーズンに合わせ、埼玉県秩父市上吉田のアウトドア体験施設「吉田元気村」は8日、付近にある県営合角(かっかく)ダムが「ごうかく」とも読めることにちなんだ「ごうかくダムカレー」(税込み千円)の販売を開始した。今回で5年目で、受験生や就職活動中の人向けに、縁起の良い食材などで作ったカツカレー。「合格ダムカード」も付いて150食限定で、完売次第終了する。

 ごうかくダムカレーは全て丸く収まるように、白くて丸いお皿を使い、中央部に縁起が良い五角形にライスを盛り付け。カレーのルーを周囲にかけ、その上にヒレカツ5枚を各辺に乗せた。縁起担ぎの小鉢で、出世魚のカツオにちなみ、かつお節を使用したおかかあえと福神漬けが付き、缶バッジも土産品となる。

 同ダム上流部に位置する小鹿野町日尾の真言宗菩薩寺で合格祈願済みのお守りが付く。同寺にお守りを持参し、境内にある「合格橋」を渡って、「合角(ごうかく)乃鐘」を突いて合格祈願すれば、合格間違いなしだという。合格ダムカードも付き、カードには合格橋や合角乃鐘までのルートなどが紹介されている。

 吉田元気村所長の今井里美さん(55)は「今年は新型コロナウイルスで大変な時期だが、ごうかくダムカレーを食べて頑張ってほしい」と話していた。

 ごうかくダムカレーを提供する吉田元気村クラブハウス2階レストランの営業時間は午前11時~午後3時。定休日は火・水曜。

 問い合わせは、吉田元気村(電話0494・78・1000)へ。

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