埼玉新聞

 

焼け跡から男性の遺体、行方分からない住民か 早朝、住宅2棟を全焼 出火元の住民妻が重傷/富士見

  • 民家2棟全焼 焼け跡から男性の遺体

 7日午前5時20分ごろ、埼玉県富士見市水子の民家から出火、木造2階建てと南側に隣接する住宅の2棟計160平方メートルを全焼。出火元の住宅の焼け跡から男性の遺体が見つかったほか、同民家に居住する職業不詳、串田涼さん(30)の妻(33)が手首の骨を折るなどの重傷を負った。串田さんの行方が分からなくなっており、東入間署は遺体は串田さんの可能性が高いとみて身元の確認を急ぐとともに、遺体を司法解剖し、詳しい死因を調べる。

 同署によると、出火元の民家は串田さん夫婦と妻の叔母(53)の3人暮らし。出火当時、3人は就寝中で、妻と叔母は火事に気付き、避難した。出火時刻ごろ、同住宅から「家の中から火が出ている」と119番通報があった。同署で詳しい出火原因を調べている。

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