埼玉新聞

 

現地には行けないけれど…能登半島へ軽トラ寄贈 東北などでの経験、知識生かし「路地裏の復興」支える

  • 「東北の被災者と支援者をつなぐ会」の高田哲郎さん(右から2人目)らが購入した軽トラック=5日、埼玉県小鹿野町下小鹿野

    「東北の被災者と支援者をつなぐ会」の高田哲郎さん(右から2人目)らが購入した軽トラック=5日、埼玉県小鹿野町下小鹿野

  • 「東北の被災者と支援者をつなぐ会」の高田哲郎さん(右から2人目)らが購入した軽トラック=5日、埼玉県小鹿野町下小鹿野

 長年、東日本大震災の支援活動を続けている秩父を中心としたボランティア団体「東北の被災者と支援者をつなぐ会」のメンバーが、能登半島地震の被災地支援へ向けて動き出した。募金で集めた支援金で中古の軽トラック数台を購入し、被災地へ寄贈する。埼玉県小鹿野町在住で同会代表の高田哲郎さん(89)は「狭い道路の崩壊や分断の影響で、奥地まで支援が行き届かないのが、自然災害復興に共通する最大の障害。小回りが利く軽トラックで、路地裏の復興に役立ててほしい」と、現地支援者へ思いを託す。

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