埼玉新聞

 

川越から深谷、スカイツリーや都庁回る200キロ ウルトラマラソンに800人 完走ランナーに笑顔

  • ゴールしたばかりのランナーたちと太田實代表(左から2人目)

 NPO法人小江戸大江戸トレニックワールド(太田實代表)は、川越市の蓮馨寺が発着地の200キロウルトラマラソン「小江戸大江戸200k」を開催した。全国から800人を超えるランナーが参加、22の会社や団体が協賛、協力、後援した。

 9回目となる大会は、小江戸コース91キロ、大江戸コース113キロ、小江戸+大江戸コース204キロとこれに蓮馨寺~秋ケ瀬の往復を加えた233キロの4種で実施。小江戸コースは川越から深谷、寄居など県北を周回。大江戸コースは、川越街道を南に向かい、都庁や東京タワー、スカイツリー、浅草寺などを回った。

 午前8時にスタートし、制限時間は小江戸コースが14時間、小江戸・大江戸コースは36時間。午後10時開始の大江戸コースは19時間。

 参加者は「なぜ参加するんだろう。川越で飲んでる方が楽なのに、大人気の大会にみんな出たくって」とのんきなことを口にしながら走った。

 「200キロ走ると、きついし苦しいで二度と走りたくなくなる。しかし数日もすると次はこうしようとまたやりたくなる。あいつを応援してやろうと、大勢のランニング仲間が手伝いに来る。完走したランナーの笑顔を迎えるのはうれしい。マラソン文化を広めたい」と代表の太田さんは話していた。

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