埼玉新聞

 

120種500本が“開花リレー” 白加賀、紅千鳥など開花、梅林まもなく見頃に 滑川の森林公園 福寿草も彩り

  • 開花した梅「白加賀」。徳川時代から栽培され、関東では代表的な品種=17日午後、埼玉県滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園

    開花した梅「白加賀」。徳川時代から栽培され、関東では代表的な品種=17日午後、埼玉県滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園

  • 開花した梅「白加賀」。徳川時代から栽培され、関東では代表的な品種=17日午後、埼玉県滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園

 この間のポカポカ陽気に誘われて、埼玉県滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園の梅林で梅の開花が進み、まもなく見頃を迎えそうだ。梅の香りがほのかに漂う中、訪れた人たちが花見を楽しんでいる。

 同梅林には約120品種、500本が植えられている。品種の多さに加え、早咲き、中咲き、遅咲きの梅の花が“リレー”のように開花するのも特徴。現在は白加賀、紅千鳥などの品種が開花している。同公園によると「全体の5割が開花、まもなく見頃を迎えそう」としている。天候にもよるが3月上旬ごろまで楽しめるという。

 梅の木の足元にはまた、黄色の福寿草が点在、晴れた日中に花が開き、梅林に彩りを添えている。梅林は公園南口から徒歩約15分。

 問い合わせは、国営武蔵丘陵森林公園(電話0493・57・2111)へ。

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