埼玉新聞

 

長蛇の列、想像以上の客 “埼玉いちご祭”開催、「あまりん」人気 “プレミアムいちご県”認定の埼玉、イチゴ大人気すぐ完売 売り切れ次第終了

  • 「埼玉いちご祭」が開かれ、「あまりん」など県産イチゴが即売された=10日午後、さいたま市中央区

    「埼玉いちご祭」が開かれ、「あまりん」など県産イチゴが即売された=10日午後、さいたま市中央区

  • 「埼玉いちご祭」が開かれ、「あまりん」など県産イチゴが即売された=10日午後、さいたま市中央区

 「埼玉いちご祭」が10日、さいたま市中央区のさいたま新都心けやきひろばで開かれた。県内の生産者らが20を超えるブースに出店し、イチゴを即売。県オリジナル品種「あまりん」が人気を呼び、長蛇の列ができて盛況だった。11日も午前10時から始まり、売り切れ次第終了する。

 県農業ビジネス支援課によると、県内の生産者が出品した「あまりん」が今月、第2回「全国いちご選手権」(主催・日本野菜ソムリエ協会)で最高金賞、金賞、銀賞を受賞。第1回に続く連覇を果たし、埼玉県は「プレミアムいちご県」に認定されている。県は「あまりん」のほかにも、「かおりん」「べにたま」をPRし、「埼玉のいちごがおいしいと知ってほしい」と来場を呼びかけている。

 八木原農園(横瀬町)の八木原圭悟さん(24)は「想像以上の人で驚いた」。約40分で130パックが完売したという。「あまりんは糖度が高く、酸味が少ないのが特長。非常においしい」と話した。

 さいたま市の小学5年の男子児童(11)は、あまりんを初めて食べた。「酸味が少なく、甘さが強くておいしい」と頬張っていた。
 

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