埼玉新聞

 

関東圏で初!関越道、圏央道が通る“要衝”で観光強化へ JАFと「東松山・比企広域」が連携、ドライバーへアプローチし観光客増を狙う JАF会員は全国に2040万人

  • 協定書に署名する嶋田光剛JАF埼玉支部長(左から2人目)と内山明夫東松山・比企広域観光推進協議会会長(同3人目)=東松山市総合会館

    協定書に署名する嶋田光剛JАF埼玉支部長(左から2人目)と内山明夫東松山・比企広域観光推進協議会会長(同3人目)=東松山市総合会館

  • 協定書に署名する嶋田光剛JАF埼玉支部長(左から2人目)と内山明夫東松山・比企広域観光推進協議会会長(同3人目)=東松山市総合会館

 東松山・比企広域観光推進協議会(会長・内山明夫東松山市観光協会会長)と日本自動車連盟(JАF)埼玉支部(支部長・嶋田光剛埼玉トヨタ自動車社長)は、東松山市内で「観光協定」を締結した。内山会長と嶋田支部長が署名し、両氏は「観光振興の一翼を担えれば」と話した。締結式には同協議会顧問の森田光一市長らが出席した。広域観光連携団体とJАFとの観光協定は「関東圏では初めて」という。

 同協議会は昨年から国土計画協会主催の「高速道路利用促進・観光・地域連携推進プラン」支援事業を基に東松山・比企の広域観光の推進に取り組む。今回、関越自動車道と圏央道の走る交通の要衝地であり、「今後さらに観光客を誘致するためにはドライバーへのアプローチが不可欠」として、全国に約2040万人の会員を持つJАFとの観光協定の締結を進めてきた。

 今後、東松山・比企地域を周遊するドライブスタンプラリー(10月~)、SА観光イベント(9月)の共同開催のほか、JАFの機関紙「JАF Mаte(ジャフメイト)」や会員向け情報サイト「JАFナビ」などを通して、ドライブ情報や特産品など、同地域の魅力を全国に発信してもらい、地域の活性化につなげる。
 

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