埼玉新聞

 

<埼玉西武だより>オリジナルキャップなど出品 誰かのために…選手ら愛用品でチャリティーオークション

  • 9月16日のロッテ戦で、オリジナルキャップを被ってプレーする埼玉西武の外崎修汰=メットライフドーム(球団提供)

 今季、複数回にわたって実施したチャリティーオークション。ロッカーには、選手たちが各自、出品するグッズを入れるボックスが用意されている。設置されるたびに、さまざまな愛用品がそこには詰められていった。

 その結果、411万5402円を埼玉県新型コロナウイルス感染症対策推進基金へ寄付、大型冷蔵庫9台を県内の子ども食堂に寄贈、100万円以上をライオンの保全活動を行っている英オックスフォード大の動物研究機関「WildCRU(ワイルドクルー)」へ寄付。そして、県内の児童養護施設の子どもたち1万1530人分のクリスマスプレゼントなどにつながっている。

 盗塁1個につき1万円を子ども食堂をはじめとする子どもの居場所づくりのために寄付している外崎修汰もチャリティーグッズを出品。「これを機に(子ども食堂を)多くの人に知っていただきたい」と前向きだった。

 今後もチャリティーオークションを行う予定で、9月16日の千葉ロッテ戦「SAVE THE EARTH Lions GREEN UP! DAY」に着用したオリジナルキャップを出品する。

 今月9~15日と16~22日の2回に分けて実施し、ライオンズ選手のアイテムを近くに置くことで、それが環境保全につながるものになる。

 詳しくは、球団の公式ホームページへ。

 (埼玉西武ライオンズ広報部・田代裕大)

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