埼玉新聞

 

<新型コロナ>飲食店やサービス業で割引 幸手でグルメパスポート、無料で全戸配布 93店で利用可

  • ハッピーグルメパスポートを紹介する幸手市商工会青年部のメンバー

 幸手市商工会は市内の飲食店やサービス業などで割引が受けられる冊子「ハッピーグルメパスポート第3弾」を作成、1日から利用を開始した。

 冊子はこれまで作成してきたグルメパスポートの第3弾。これまでは有料だったが、コロナ禍で市と連携、無料で全戸配布する。幸手駅や同商工会、市役所でも配布する。

 市内の飲食店や小売店など93店舗の情報と目玉メニューやサービス、商品の割引を紹介。利用者がパスポートを提示すると、通常の価格から割安で利用することができる。3店以上利用すると、先着順でオリジナルグッズをプレゼントする企画も加えた。

 商工会青年部の若手メンバーが制作。回数を重ねるごとに参加店舗が増え人気を集めている。第2弾に比べ39店が新たに加わった。メンバーからは「パスポートがきっかけで初めて店に来る方が増えた。地元の企業を知ってもらうチャンス」などの声が上がる。

 今回はコロナ禍の支援を受け、冊子は無料に。市が全戸配布するため、利用者の増加を見込む。青年部の岩野義久さんは「一家に1冊。地元の飲食店や生活に必要なお店を探す情報誌として使ってもらいたい」と話している。

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