埼玉新聞

 

<高校野球>細田学園、花咲徳栄に競り勝ち初の4強入り 大宮東はサヨナラ勝ち 昌平、共栄も進出

  • 細田学園―花咲徳栄 5回表花咲徳栄1死二、三塁、鹿野の遊ゴロで三塁走者秋山が本塁を突くもタッチアウト。捕手吉野

  • 大宮東―川口市立 延長11回裏大宮東2死一塁、山田の内野安打でサヨナラ勝ちし、喜ぶ選手たち。捕手沼口

 (27日・県営大宮ほか)

 2球場で準々決勝4試合を行い、昌平、春日部共栄、大宮東、細田学園がそれぞれ勝って4強に進出した。4強入りは細田学園が初、大宮東が23年ぶり、昌平が13年ぶり、春日部共栄が2年ぶり。細田学園は春夏秋を通じて初の県大会ベスト4入りを果たした。

 細田学園は昨秋の県大会王者で2連覇を狙ったAシード花咲徳栄に3―2で競り勝った。1―1の六回に苑田の適時二塁打と野選で2点を勝ち越し、飯吉、松本の継投で逃げ切った。

 大宮東は昨秋4強の川口市立に延長十一回の末、3―2でサヨナラ勝ちした。十一回に山田がサヨナラとなる内野安打を放った。

 今夏の県大会で準優勝した昌平は、3回戦でAシード浦和学院を破った川越東に12―2の七回コールドで快勝。Bシード春日部共栄は、山村学園に9―2で七回コールド勝ちした。

 準決勝は休養日を挟み29日、県営大宮で昌平―春日部共栄(10時)、大宮東―細田学園(12時30分)のカードで行われ、勝者が秋季関東大会(10月24、25、27、31、11月1日・千葉)に出場する。

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