埼玉新聞

 

女児にわいせつ、プラネタリウム中に…元教諭、犯行否認するも退職金なし決定 薬物教諭も免職に/県教委

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県教育委員会は10日、覚醒剤取締法違反の容疑で8月に警視庁に逮捕され、起訴された川口市立安行中学校の教諭(40)を懲戒免職処分としたと発表した。

 県教育局小中学校人事課によると、40歳教諭は東京都新宿区に居住し、夏休み中の8月8日午後3時ごろ、歌舞伎町で日用品の買い物の帰りに警察官から職務質問を受け、検査で覚醒剤の陽性反応が出て逮捕された。

 同局の聞き取りに、40歳教諭は、知人の勧めで2年前から数回、自宅などで覚醒剤を使用し、逮捕前日の7日にも都内の知人宅で使用したと説明。覚醒剤は知人やネットで購入していた。「立場をわきまえ、もっと考えて行動しなければならなかった」と反省しているという。

 また、県教委は公立小学校の低学年の女子児童を服の上から触ったとして有罪判決が確定した元教諭の男性(32)について、退職手当を支給しないことを決定した。元教諭は起訴され休職となっていたが、8月19日に有罪が確定したことにより失職した。

 県教育局によると、元教諭は2018年10月に校外学習で訪れた県外のプラネタリウムで隣に座っていた児童を触った。元教諭は学校による聞き取りや裁判で一貫して否認し、児童の証言以外の証拠がなかったため、懲戒処分や事件の公表をしてなかった。

 同局は「否認などにより処分できなかったケースはこれまでで初めて」とし、公表しなかったことについて「対応に問題はなかった」としている。

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