埼玉新聞

 

師走にようやくほんのりと…越生・黒山三滝、推定樹齢100年超の自生紅葉が色づき 「ピークはこれから」

  • 紅葉が色づきを迎えた黒山三滝=2日、埼玉県越生町黒山

    紅葉が色づきを迎えた黒山三滝=2日、埼玉県越生町黒山

  • 紅葉が色づきを迎えた黒山三滝=2日、埼玉県越生町黒山

 埼玉県越生町黒山の黒山三滝で、紅葉が師走に入ってようやく色づきを迎えた。

 かつて修験道の道場だった滝は、越辺川支流にある3カ所の滝の総称。このうち、上下2段の男滝(おだき)と女滝(めだき)の近くには、樹齢100年以上と推定される2本の紅葉が自生。例年は11月下旬に、赤や黄色に色づく。高さ約20メートルの木は「華もみじ」、同15メートルほどの木は「姫もみじ」の愛称で親しまれている。

 今年は気温が高かった影響で紅葉が遅れたが、ここ数日の冷え込みで上部が美しい色に染まってきた。町観光協会の担当者は「ピークはこれから。あと1週間ぐらい楽しめそう」と話していた。

 問い合わせは、同協会(電話049・292・1451)へ。

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