埼玉新聞

 

“小ささ”維持、誇り受け継ぐ…ワイン知られぬ時代「渋い、酸っぱい」も人事尽くす 秩父ワイン「源作印」

  • 純粋生のワイン製造を追求した浅見源作(秩父ワイン提供)

    純粋生のワイン製造を追求した浅見源作(秩父ワイン提供)

  • 源作のワイン造りを受け継ぐ島田昇(右)と村田道子=埼玉県小鹿野町両神薄の秩父ワイン

    源作のワイン造りを受け継ぐ島田昇(右)と村田道子=埼玉県小鹿野町両神薄の秩父ワイン

  • 純粋生のワイン製造を追求した浅見源作(秩父ワイン提供)
  • 源作のワイン造りを受け継ぐ島田昇(右)と村田道子=埼玉県小鹿野町両神薄の秩父ワイン

 埼玉県産ワインの先駆け、「秩父ワイン」(小鹿野町両神薄)の誕生は、昭和前期にさかのぼる。創業者の浅見源作(1889~1985年)が息子の慶一と築き上げたブランド「源作印(じるし)」の道のりは苦難の連続だった。

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