埼玉新聞

 

ふっかちゃん、深谷の市道開通を祝う 「北通り線」の2キロが開通 国道17号を補完、混雑緩和に期待

  • オープンカーに乗って通り初めをするふっかちゃん

 深谷市東方から熊谷市別府までの深谷市道「北通り線」約2キロの工事が修了し、開通した。同日、同線区域内で開通式が行われ、地域住民も開通を祝った。

 北通り線は幡羅公民館東側で、県道弁財深谷線(東通り線)から熊谷市の市境までの2063メートル。幅員は歩道両側3・5メートルずつを含んだ計16メートル。総事業費は約18億円で、うち約10億円が用地収得費。1999年度に地元説明会を行い、2007年度に道路工事に着手した。

 大部分が新規に整備した道路で、用地収得に時間がかかったという。

 今回の開通で同市は、南側に位置する県道原郷熊谷線と国道17号を補完する道路として市内の混雑緩和につながるとしている。

 式典で小島進市長は「待ちに待った開通で、多くの方にご協力いただいていることに感謝します。幡羅地区の発展のためにやることはたくさんあり、一緒に前へ前へと進めていきたい」とあいさつした。

 式典終了後、市イメージキャラクター「ふっかちゃん」がオープンカーに乗って通り初めを行い、沿道にいた市民に愛きょうを振りまいた。

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