埼玉新聞

 

25センチの特大わらじカツ、みそポテト、しゃくし菜も…秩父エリアの名物が勢ぞろいの「お祭り弁当」発売

  • ご当地グルメ勢ぞろいの「お祭り弁当」を紹介する千島真由店長=埼玉県秩父市熊木町の「からあげ本舗まるしん」

    ご当地グルメ勢ぞろいの「お祭り弁当」を紹介する千島真由店長=埼玉県秩父市熊木町の「からあげ本舗まるしん」

  • ご当地グルメ勢ぞろいの「お祭り弁当」を紹介する千島真由店長=埼玉県秩父市熊木町の「からあげ本舗まるしん」

 埼玉県秩父市内の国道140号線沿いの「からあげ本舗まるしん」(同市熊木町14の11)で、秩父のご当地グルメが勢ぞろいした「お祭り弁当」(税込み千円)の販売が始まった。わらじカツ、みそ豚、みそポテト、しゃくし菜の、ローカルに愛され続ける名物料理と、自慢の唐揚げ(塩味)が集結した豪華絢爛(けんらん)な弁当。店長の千島真由さんは「快適な秩父の旅のお供に」とすすめている。

 2021年8月にオープンした同店は、二段仕込みの達磨醤油(だるましょうゆ)を使用し、店内でサクッと揚げた唐揚げが主役。当初は、「醤油からあげ」の弁当のみを販売していたが、現在は旨(うま)ダレ、激辛、南蛮唐揚げなど10種類以上のおかずがそろい、どんな世代にも愛される弁当を提供している。

 コロナ禍が少しずつ落ち着き、秩父地域の祭りやイベントが本格的に復活し始めた。同店オーナーの吉岡伸也さんは「秩父の食を堪能しながら、たくさんのスポットを巡ってほしい」との思いで、お祭り弁当を考案した。

 ご飯の上には、縦約25センチの特大わらじカツ、特製みそで漬け込んだみそ豚やみそポテト、箸休めにぴったりのしゃくし菜、さっぱり味の唐揚げが乗り、全てが主役。吉岡さんは「日々味付けの改良を進め、どの弁当も素材の味と食べやすさが開業時よりバージョンアップしている。地元の方にもぜひ味わってほしい」と話していた。

 営業時間は午前10時半~午後9時、年中無休。弁当の予約は同店(電話0494・53・9990)へ。

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