埼玉新聞

 

医師死亡…死去した母に心臓マッサージせず「よって断ずる」とメモした息子発砲 焼香台の近くに散乱した聴診器、割れた眼鏡…息子が殺意否認、法廷でメモを凝視 発砲前に銃の暴発について、業者に問い合わせていたことが判明

  • 傍聴席を求めて並ぶ人々=26日午前9時15分ごろ、さいたま地裁

    傍聴席を求めて並ぶ人々=26日午前9時15分ごろ、さいたま地裁

  • 傍聴席を求めて並ぶ人々=26日午前9時15分ごろ、さいたま地裁

 さいたま地裁で26日、埼玉県ふじみ野立てこもり事件の初公判が開かれた。殺人や殺人未遂の罪に問われた無職の男(67)は「殺意はない。右膝を狙った」と殺意を否認した。一方、検察側は証拠開示で、男は殺害された医師らの対応不備で母親が亡くなったと非難し、「よって断ずる」と記した直筆のメモの存在を明かした。

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