埼玉新聞

 

<新型コロナ>さいたま市、南銀キャバ・ホストクラブ100店の全店員PCR検査へ 強制力なく店員数不明

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は7日、新型コロナウイルス危機対策本部員会議を開き、大宮区の南銀座地域で営業している接待を伴う飲食店のキャバクラとホストクラブの約100店舗について、全ての従業員を対象にPCR検査を実施すると決定した。南銀座通り(南銀)地域のキャバクラで感染が拡大していることから、積極的な検査で封じ込めを図る。

 法的に検査への強制力はなく、市側から各店舗に郵送して要請する。従業員の数は把握されておらず、検査人数の規模は見通せていない。検査費用は無料とする方針。検体採取などで県の協力を受け、早ければ週末から来週の初めに開始したいとしている。

 清水勇人市長は会議後の取材で、「安全な店にするため、店舗は積極的に協力をいただきたい。検査の最大の目的は感染拡大を防止することが第一。感染の広がりが出ているので、先んじて対応する。併せて安全な環境をつくることで、地域の商店街にお客さんが増えていくことにもつながっていく」と述べた。

 市によると、南銀地域にはキャバクラなどが約100店舗あり、このうちホストクラブは約10店舗だという。

 南銀地域では、キャバクラ2店舗で集団感染が発生している。1店舗目は従業員13人、客7人の計20人、2店舗目は従業員6人の感染が判明している。2店舗目は店側の了承が得られないとして、店舗名を公表しておらず、実態解明が難航している。別のキャバクラ2店舗の従業員1人ずつの感染も判明し、同地域で感染者が出たキャバクラは4店舗になっていた。

 同様の対応は、福岡市が6月から繁華街の中洲地区で、キャバクラ従業員の希望者全員にPCR検査を実施している。

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