埼玉新聞

 

<新型コロナ>キャバクラ客ら14人感染…行田、三郷中央総合病院の患者など 昨日判明の2人は上里、熊谷

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは1日、新型コロナウイルスの感染者が新たに14人判明したと発表した。

 これまでに確認された陽性者は1146人(チャーター便帰国者含む)、死者65人、重症者3人。感染者の指定医療機関への入院は31人、一般医療機関への入院は58人、ホテル療養は11人、自宅療養は7人。579人が退院し、療養終了は381人となった(1日午後5時現在)。

 県によると、県管轄で新たに感染が判明したのは10人。うち、詳細が分かっているのは8人で、所沢市の30代男性は防衛医大の医師、同市の20代自営業男性は都内で陽性が分かった知人と濃厚接触があった。入間市の30代自営業男性は陽性者の知人と接触があり、川口市の50代アルバイト男性は感染源不明、行田市の40代会社員女性と同市の20代無職女性は同居家族。

 越谷市の90代無職女性はこれまでに感染が報告されている三郷中央総合病院の入院患者、三郷市の20代看護師男性は同病院に勤務し、同病院関係の陽性判明は7人となった。残る2人は詳細を調査中。

 6月30日に判明し、調査中だったのは上里町の70代無職女性と熊谷市の50代パート女性で、いずれも同居家族に陽性者がいた。

 さいたま市によると、感染が判明したのはいずれも市内に住む20代の男性会社員、20代の無職男性、30代の男性。30代の男性はクラスター(感染者集団)が発生している接客を伴う飲食店(キャバクラ)の客だった。

 川口市によると、新たに感染が確認されたのは市外居住の20代の会社員女性。渡航歴はない。

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