埼玉新聞

 

県公立高校入試の出題範囲、7月に発表 欠けた授業、どれくらいあるか…県教育長「確認してまとめる」

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 高田直芳県教育長は12日の定例記者会見で、現在の中学3年生が対象となる2021年度の県公立高校入試の出題範囲について、「7月の頭の方でお知らせしたい」と言及した。

 11日に東京都教育委員会が、同年度の都立高校入試の出題範囲を狭めることを決定。高田教育長は「東京都の発表は承知しているが、どうやることが子どもたちにきちんと配慮することになるのか。中学校の学習状況が通常に戻り、欠けた授業がどれくらいあるのかなどをよく確認してから、考えをまとめたい」と述べた。

 発表時期を7月としたことについて、高田教育長は「6月いっぱいぐらいまで分散登校をする市町村がある。ただ、夏休みに入ると遅いので、その間に速やかにやりたい」と説明した。

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