埼玉新聞

 

和紙の人形、川に流して無病息災を願う 皆野で大祓い 一年の災厄を払い除く「災害少なく、健康に」

  • 災厄をうつした人形を川に流す氏子たち=31日午後、皆野町下日野沢の日野沢川

 一年の災厄を払い除くための民俗行事「大祓(ばら)い」が31日、皆野町下日野沢の日野沢大神社などで行われ、責任総代と氏子総代ら約25人が災厄をうつし、和紙でできた人形(ひとがた)を川に流して無病息災を願った。

 日野沢地区は暮れに、人形を約130世帯に配布。氏子たちは体をなでて、災厄をもたらす悪霊を人形にうつす。

 この日は門平の奥社と日野沢大神社で大祓い式を実施。氏子たちは午後1時ごろ、同神社禰宜(ねぎ)の門平誠一郎さん(67)を先頭に、約2キロ離れた旧村境の山峡の沢へ歩いて向かった。約40分で沢に到着すると、祝詞が奏上される中、川岸に一列になって、同地区から集めた白い人形を1枚ずつ川に流した。

 参加した責任役員の小笹昭二さん(69)は「今年は自然災害が多かったので、来年は自然災害が少なくなり、地区の皆さんも健康で過ごせれば」と話していた。

ツイート シェア シェア