埼玉新聞

 

<新型コロナ>大好きな給食を食卓へ 児童生徒の食生活を支援 給食センターで調理の弁当、学校で配布

  • 学校で弁当を配布する配膳の職員=宮代町立百間小学校

 児童生徒の食生活を支援しようと、宮代町は19日、学校給食センターで調理した弁当を町内各小中学校で配布した。

 「子どもたちの大好きな給食を食卓へ」―。保護者の負担軽減、栄養バランスの取れた食生活を支援しようと企画した。事前に申し込んだ児童生徒約600人分の弁当を保護者らに各校で配布。料金は無料。地元食材を活用、地域事業者の支援にもつなげる。

 初日となった19日、町立百間小学校では、午前11時から、配膳の職員が受け取りに訪れた保護者らに弁当を手渡した。メニューや食生活支援のための手紙も配布。山口隆夫校長は「少しでも家庭を応援できれば」と声を掛けていた。

 弁当を受け取った1年生の母親は「子どもにとって初めての給食。楽しみにしていたので味わってほしい」と笑顔を見せていた。

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