埼玉新聞

 

吉川市長選、現職の中原恵人氏が再選 4年間の実績強調、福祉拠点整備や三輪野江地区の開発など訴え

  • 中原恵人氏

 任期満了に伴う吉川市長選が17日投開票され、現職の中原恵人氏(48)=無所属=が、元市議で新人の吉川敏幸氏(40)=同=を破り、再選を果たした。

 現新一騎打ちの戦いとなった選挙戦。中原氏は新庁舎の完成や新中学校建設など4年間の実績を強調しながら、「まだまだやらなければならないことがある」と2期目に意欲を示し、旧庁舎跡地への福祉拠点整備や三輪野江地区の開発などを訴えた。吉川氏は「市民不在のまちづくりが行われている」などと現市政を批判し、子育て支援の充実や交通インフラの整備などを訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は5万7938人(男2万8920人、女2万9018人)。投票者数は2万5061人(男1万2085人、女1万2976人)。投票率は43・25%(男41・79%、女44・72%)。

■中原恵人氏

 【略歴】(1)市長(2)NPO法人理事長、県議(3)筑波大(4)千葉県(5)保

 【公約】(1)三輪野江地区の道の駅を含む拠点開発(2)旭地区の特性を生かした発展(3)総合運動公園整備(4)旧庁舎跡地を福祉拠点に

 略歴は(1)肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。埼玉新聞調べ。

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