埼玉新聞

 

<新型コロナ>医療従事者らにうなぎ弁当 大宮区の川魚料理店、軽症患者らが療養のホテルに差し入れ

  • 作りたてのうなぎ弁当をスタッフに手渡す清水社長(中央)=9日、アパホテルさいたま新都心駅北ロビー

 さいたま市大宮区吉敷町のうなぎ・川魚料理店「かのうや」の清水良朗社長は9日、新型コロナウイルスの軽症患者らが療養する地元のアパホテルを訪れ、「奮闘いただいているスタッフの皆さんに食べてほしい」と同店のうなぎ弁当20食を寄贈した。

 同ホテルは、軽症患者の宿泊施設として県が4月15日から借り上げている。現在、8人が療養し、医療従事者や県職員ら16人が常駐している。

 清水社長は「当店はホテルの200メートル南側にあり、目の前で奮闘している皆さんのために力になりたかった。うなぎはビタミン豊富で免疫力を上げる。これからも頑張ってください」とスタッフに呼び掛けた。県保健医療部の宮下太郎さんは「ご厚意は励みになります」と感謝していた。

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