埼玉新聞

 

浦和、ゼロックス杯で川崎に0―1 守備の時間長く、攻撃も苦しむ オリベイラ監督「次回はよい内容を」

  • 川崎―浦和 浦和の長沢(左)、杉本(14)が川崎の車屋(7)らと競り合う=16日、埼玉スタジアム

 国内のサッカーシーズン到来を告げる富士ゼロックス・スーパーカップは16日、埼玉スタジアムに5万2587人の観衆を集めて行われ、天皇杯全日本選手権王者として今季の初戦に臨んだ浦和は、J1で2連覇中の川崎に0―1で敗れた。

 試合を通して自陣に押し込まれた浦和は守備の時間が長く、攻撃に転じた場面でも川崎の素早いプレスに苦しめられた。後半7分にレアンドロダミアンのゴールで先制された後も反撃のパワーを欠き、試合を通してシュート1本と見せ場をつくれなかった。浦和のオリベイラ監督は「本日の試合はスタート地点。全てのものを整えてくることは難しい状況だった。次回は必ずよりよい内容を見せる」と改善への自信を口にした。

 13年ぶりのリーグ制覇とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の2冠達成を目指す浦和は、23日のリーグ開幕戦で仙台と対戦する(14時・ユアスタ)。

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