埼玉新聞

 

<新型コロナ>品薄の除菌液、東松山で無料配布 対象は県内住民 比企青年会議所、地域の不安解消に

  • 入手が難しい除菌液

 比企青年会議所(事務局・東松山市材木町、中島慎一郎理事長)は2日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための社会運動として、品薄の除菌液(弱酸性次亜塩素酸水)を同市内で無料配布する。

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 担当の中嶋亮順専務理事によると、現在、日本全体が先の見えない不安に覆われている中、「その不安を解消するために何かできないか、何かしなければならないのではないか」と考えた。協議の結果、「少しでも地域の皆さまの不安を取り除き、希望を届けたい」と入手が難しくなっている除菌液の無料配布を行うことになった。

 除菌液は、川越市に工場があるOSGコーポレーションからタンクで購入したもので、アルコール消毒液がない家庭では「安全に代用できるものとして、無料配布することにした」という。

 対象は県内住民で約480世帯分(1世帯1回)を配布の予定。会場は東松山市松本町の市民活動センターで、時間は午前9時~正午。ドライブスルー方式(徒歩来場も可)で、洗浄したペットボトル(500ミリリットル)を持参。マスク着用、体調の悪い方は、遠慮してもらう。

 今後、配布日時や場所を拡大して実施の予定で、日程は比企青年会議所のホームページで公開する。問い合わせは、東松山市商工会内の同会議所事務局(電話0493・22・0761)へ。

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