埼玉新聞

 

<新型コロナ>学校再開、埼玉県内市町村の対応 学校行事の見直し、夏休みや冬休みの短縮など

  • 登校するマスク姿の児童ら

 ▼県内市町村の対応

■川越市

 5月6日までとしていた市立小、中学校と特別支援学校、市立川越高校の臨時休校を同31日まで再延長する。5月7日に予定していた小中学校、特別支援学校の入学式と始業式は中止。市立川越高校の入学式は4月8日に行われている。

■川口市

 小中学校、市立高校、幼稚園の臨時休校を5月31日まで再延長する。始業式は6月1日、入学式は同2日に延期する。学校給食は同3日から開始する予定。児童のみを家に居させることができない家庭の児童を小学校で預かる。放課後児童クラブは原則、自宅保育をお願いする、としている。校庭は従来通り開放する。

■所沢市

 5月6日までの市立の小、中学校と幼稚園の臨時休校を5月31日まで延長する。夏休みと冬休みを短縮する。

 市立幼稚園を除く小、中学校の夏休みは8月1日~17日、冬休みは12月29日~1月5日にそれぞれ短縮。1学期は6月1日~7月31日、2学期は8月18日~12月28日、3学期は1月6日~3月26日に設定した。

 休校期間中の登校日は感染者の減少傾向などの状況を見ながら設定する。家庭などに事情のある小学1、2年生と特別支援学級の在籍生らの受け入れは再開する。平日の午前中のみ実施している各校の校庭開放は継続し、入学式は再開後に実施する予定。

■坂戸市

 5月6日までとしていた市立小、中学校の休校期間を5月29日まで延長する。授業時間の確保については、学校行事の見直しや夏休みの短縮などを検討する。

■秩父市

 市立小中学校の臨時休校を5月7日から同31日まで延長する。市立幼稚園も同様に臨時休園となる。臨時休校中の給食費は最後の集金月に差し引いて集金を行い、部活動は中止。学童保育室は協力保育(家庭での保育)を依頼して開室するが、土曜は休室し、交流目的のふれあい学校は休校とする。

■朝霞市

 5月6日までの小、中学校の臨時休校を5月31日まで延長し、6月1日に再開する。各校で5月7、8日に実施予定だった入学式は延期し、今後日程を調整するほか、休校期間中の課題などは、各校で配布日を決定する。

■富士見市

 5月10日までの市立の小、中学校と特別支援学校の臨時休校を5月31日まで延長する。休校期間中、保護者が就業のため自宅で一人で過ごすことができない場合、小学生低学年と特別支援学級、特別支援学校の児童を対象に各学校で受け入れる。

■日高市

 5月6日までの小、中学校の臨時休校を5月31日まで延長する。

■深谷市

 市立の9幼稚園、19小学校、10中学校を引き続き5月31日まで臨時休校・休園する。対象園児、児童生徒数は、幼稚園290人、小学校7104人、中学校3829人。幼稚園と小学校の一時預かりも5月末までの平日で、午前8時半~午後2時半。幼稚園、小中学校の登校・登園日は当面の間、実施しない。

■八潮市

 小中学校の休業を5月末まで延期する。再開時期を6月1日とし、5月8日に予定していた入学式も延期する。入学式の日程は未定で、今後の状況を踏まえて検討する。

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