埼玉新聞

 

<新型肺炎>家族みんなでお絵描き 外出自粛のストレス解消に 入間の梱包材メーカー、工作キット発案

  • 「お絵かきコドモハウス」に自由に描きながら遊ぶ子どもたち(同社提供)

 梱包(こんぽう)材メーカーのカネパッケージ(入間市)は、家の形に簡単に組み立てられ、自由に色を塗ったり絵を描いたりできる段ボール工作「お絵かきコドモハウス」を発案した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校が休校となる中、外出ができず家にいることを余儀なくされる子どもたちが保護者と一緒に楽しめる工作キットで、同社が持つ梱包材や緩衝ノウハウを生かした。

 素材は無地の段ボールで、誰でも組み立てが可能。対象年齢は2歳から。サイズは幅約1メートル20センチ、奥行約1メートル、高さ約1メートル20センチ。重量は約4キログラム。家の形に完成させた後、屋根や壁面などにさまざまな画材で自由に色を塗ったり、絵を描いたりできる。

 安全性を考慮し、屋根はすぐ取り外すことができ、ドアと窓は手を挟みにくい構造。接着剤を使用しないので解体も簡単。使用後は、通常の段ボールと同じように廃棄できる。

 同社では「想像力を働かせながら、家族みんなで組み立てたり絵を描いたりできる。外出できないストレスを解消しながら楽しく1日を過ごしてほしい」と話している。

 問い合わせは、同社(電話04・2936・3031)へ。

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