埼玉新聞

 

<新型肺炎>秩父鉄道、13日から計画運休 急行と西武線直通は全列車が運休、通常運転再開は未定

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 秩父鉄道(熊谷市)は10日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今後の列車運行の継続に必要な係員の感染リスクの低減などを図るため、13日から当面の間は計画運休を実施すると発表した。

 急行列車(平日12本)と西武線直通列車(同4本)は全列車運休となり、平日時刻を基本として、全体の2割に相当する普通列車の一部も運休。一部列車の始発列車の繰り下げ、最終列車の繰り上げも行うほか、当面の間は平日や土休日にかかわらず、同じ時刻で運転する。利用状況に応じて柔軟な対応を図るが、通常運転再開時期は未定という。

 同鉄道は新型コロナウイルス感染拡大の予防策で、全駅・全乗務員のマスク着用の徹底をはじめ、駅設備や列車内の消毒、主催イベントの中止や延期を実施。利用客にもせきエチケットや手洗いなどの感染予防対策のほか、ラッシュ時間帯の利用を避ける時差通勤・通学やテレワークなどへの取り組みを呼び掛けている。

 13日以降の時刻表は秩父鉄道ホームページで掲載している。

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