県警捜査1課と浦和署の合同捜査班は7日、強制性交の疑いで、さいたま市南区南浦和3丁目、会社員の男（26）を逮捕した。

　逮捕容疑は3月3日午後11時55分ごろから翌4日午前0時10分ごろまでの間、さいたま市内の路上などで、帰宅途中の20代女性に後方からバイクで近づき、「騒いだら殺す」と脅迫、体を触るなどの暴行を加えた疑い。

　同課によると、男は女性を約50メートル離れた人通りのない公共施設敷地内に連れ込んで暴行した。面識はなかった。被害を知った女性の母親が110番。警戒中の捜査員が3月9日夜、現場周辺を行き来する不審なバイクを目撃。所有者の捜査などから男の関与が浮上した。男は「2、3年前から他に数件、女性の体を触った」などと供述しており、県警が裏付けを進める。