埼玉新聞

 

<新型肺炎>ガーゼマスク、学童施設へ配布 ボランティアが手作り 繰り返し使え、煮沸消毒で衛生的に

  • 手作りのガーゼマスクを手にする各ボランティア団体のスタッフ=27日、ときがわ町保健センター

 ときがわ町は27日、町内にある学童施設(ひまわりクラブ、しいの子会、やまびこ)に、ボランティア団体が手作りしたガーゼマスク計約320枚(子ども用約250枚、スタッフ用約70枚)を配布した。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため学校が休校になるなど、各学童施設の負担が増えており、マスクが手に入りにくい状況が続いている。

 このため町保健センターが材料を用意し、ボランティア団体にガーゼマスクの作成を呼び掛けたところ、5団体(愛育班、健康かわせみ会、TOKIGWAストレッチ普及会、地域おたすけ隊、手ぬいの会)が協力した。

 この日は、愛育班の村田朝子さん、かわせみ会の杉田ふじ子さん、ストレッチ普及会の坂本牧子さん、手縫いの会の新井里子さんらが、分担して出来上がったマスクを各学童施設に届けた。

 村田さんらは「(子どもたちの感染防止に)少しでも役立てば」と話していた。

 企画した町保健センターによると、ガーゼマスクは洗って繰り返し使えるが、煮沸消毒すると、さらに衛生的という。「せきエチケットの補助として活用してもらえれば」としている。

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