埼玉新聞

 

ミナミシロサイの「ヨシコ」死ぬ 東武動物公園、開園からの仲間「カバのズーに続き残念」

  • 大型草食獣のヨシコ。立派な2本の角が武器だった(2018年9月撮影、東武動物園提供)

 宮代町の東武動物公園で、1981年の開園当初から飼育していたミナミシロサイの「ヨシコ」(推定年齢43歳、メス)が今月18日に亡くなった。

 ヨシコは昨年12月中旬ごろからエサを食べる量が減ったため、展示を中止し、療養していた。

 18日朝、後ろ足に力が入らない様子で立ち上がることができず、何度も立ち上がろうと試みていたが、同日午後3時10分ごろ、担当者に見守られながら息を引き取った。27日からサイ舎周辺に献花台を設けている。

 同園は「今年1月にカバのズーに続き、開園からの仲間が亡くなり、残念です」と話していた。

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