埼玉新聞

 

プライベートサウナで贅沢な時間を 北欧のサウナ小屋をイメージ、越生に一棟貸し宿泊施設がオープン

  • 思い思いの時間を楽しむことができる室内

  • サウナ室の環境は自分で調整できる

  • 人目を気にせずゆったりと越生の空気も楽しむことも

 自分のペースとスタイルで贅沢な時間を過ごして―。プライベートサウナ付きの一棟貸し宿泊施設「サウナスイートキャビン」が、越生町の複合施設「BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE」でオープンしている。

 同施設を運営する温泉道場によると、年代や性別を問わず人気が高まっているというサウナ。そんなサウナ好きの人たちに思う存分楽しいひとときを過ごしてもらおうと、北欧のサウナ小屋をイメージした「サウナスイートキャビン」を完成させた。オープンに先立ち開催された特別内覧会では、サウナ好きが集結し、実際にキャビンでの時間を楽しんだ。

■蒸気を自分好みに

 「自分好みに蒸気や香りを調節できるのでうれしいです」と話したのはイベントに参加した福山今日子さん(29)。ヒノキで作られたサウナ室には、ストーブの上で熱せられた石に、アロマ水をかけ蒸気を発生させ、好みの香りの中でしとしと汗をかくことができる。サウナ室・寝室・リビングをつなぐ中庭には、ジャグジーバスが設置されているため、サウナと水風呂の交互浴を自由にできるのもサウナ好きにはたまらないという。

■時間の使い方も自由

 一棟貸しのためサウナとさまざまなことを組み合わせることができるのも魅力。ジャグジーバスのある中庭には、フリースペースがあり、越生の自然の中で人目を気にせずにゆっくりと休憩ができたり、飲食ができたりと各々自由な時間を過ごせる。同じくイベントに参加した笠原みりさん(36)は、「サウナを楽しみながらみんなで飲食できる施設やゆっくりできる施設はあまりない。この導線もすばらしいです」と声を弾ませる。

 木のぬくもりを感じながらも開放的な空間が広がるサウナスイートキャビン。温泉道場は、「おすすめは2泊3日での宿泊。日常とは違うゆったりとした時間の使い方をぜひ楽しんでほしい」と話している。

=埼玉新聞WEB版=

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