埼玉新聞

 

<ランチ>風味豊か、手打ちそば人気 白岡・いっとこ茶屋、女性に好まれているおすすめ定食は

  • 手打ちそばのセット

  • 笑顔で客を迎える斎藤さん(左)と手塚さん

 白岡市にある農産物直売所しらおか味彩センターの「いっとこ茶屋」。地場産のそば粉を使った風味豊かな手打ちそばが人気だ。茶屋の斎藤来未さん、手塚裕子さんは「おいしい手作りのおそばをぜひ食べに来てください」と笑顔を見せる。

 おすすめ定食は2種類のセット(各980円、税込み)。オーソドックスなAセットは、そばと麦とろごはんにちくわの磯辺揚げ。Bセットは、そばと天ぷらの盛り合わせ、デザート。後者は少なめにいろいろな味を楽しみたい女性に好まれているという。そばはうどんに変更が可能。

 単品では、細く切りさっとゆでた大根をそばに乗せる「大根そば」、地元で採れた新鮮野菜を揚げた「天ぷらそば」も人気だ。

 店名「いっとこ」は地元白岡に伝わる民話「いっとこ団子」に由来。母から頼まれ、おつかいで団子を買いに行く子どものかわいらしさがにじむ物語だ。

 市役所脇、県道沿いに面する同センター。客の多くは直売所に立ち寄る。特産のトマト「白岡の太陽」(2月から)やナシ「白岡美人」(夏から秋)をはじめ、新鮮な農産物が並ぶ。

 同センターで茶屋の運営を担当する斎藤裕隆さん。「そばを味わったあとは、直売所で買い物を楽しんでほしい」と来店を呼び掛けている。

【メモ】しらおか味彩センター「いっとこ茶屋」

 白岡市千駄野398(電話0480・93・9800)。営業時間は午前11時~午後2時(ラストオーダーは午後1時半)。定休は月曜日、席数約40席。農産物直売所の営業時間は午前9時半~午後5時。

ツイート シェア シェア