埼玉新聞

 

きょうで「130歳」!蕨駅の開業祝う「わらてつまつり」 ミニ新幹線の乗車やグッズ販売も 蕨できょうまで

  • 子どもたちの人気を集めた「わらてつまつり」の「E7」系ミニ新幹線=15日午前、蕨駅西口

    子どもたちの人気を集めた「わらてつまつり」の「E7」系ミニ新幹線=15日午前、蕨駅西口

  • 子どもたちの人気を集めた「わらてつまつり」の「E7」系ミニ新幹線=15日午前、蕨駅西口

 埼玉県蕨市の鉄道をテーマとした催し「わらてつまつり」が15日、蕨市中央の蕨駅西口「文化ホールくるる」などで始まった。JR蕨駅開業120年を機に始まった催しは今回が4年ぶりの実施。蕨駅は今から130年前の1893(明治26)年7月16日に開業しており、同日が開業130周年。まつりは駅開業記念事業として行われる。

 15日午前に行われた開会式では子ども駅長によるミニ新幹線の出発式が行われ、試乗会を実施。親子連れらが北陸新幹線などで運行される「E7系」のミニ新幹線に乗車し、周囲に手を振って写真を撮るなど楽しんでいた。

 同市内から家族で参加した主婦の丸山ひろみさんは「コロナ前の活気が戻ってきた。駅からたくさんの車両が見え、鉄道には親しみを感じる」と笑顔。次男で小学1年生の碧海君(6)は「とても楽しい。また本物の新幹線に乗ってみたいと思った」と話した。

 まつりは16日も午前10時から午後4時まで実施。「Nゲージ」の展示運転会や親子紙電車模型教室、こども駅長制服撮影会、写真展示、グッズ販売などが行われる。

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