埼玉新聞

 

駅周辺で「久喜提燈祭り」あす盛大に 上清久では“天王様”開催 昼は人形山車、夜は提燈山車が巡行

  • 夜は提燈山車に変身し勇壮な姿を見せた

    夜は提燈山車に変身し勇壮な姿を見せた

  • 昼は人形山車3台が連なり地域を巡行

    昼は人形山車3台が連なり地域を巡行

  • 夜は提燈山車に変身し勇壮な姿を見せた
  • 昼は人形山車3台が連なり地域を巡行

 久喜市上清久地区の「天王様」が9日、開かれた。地域に伝わる伝統行事で、山車3台が昼は人形山車、夜は提燈(ちょうちん)山車に変わり地域を巡行した。

 毎年7月中旬の日曜日に行われる祭り。12、18日には、JR・東武久喜駅周辺で「久喜提燈祭り」が開かれるが、上清久地区でも古くから伝わる。東、本村、新田区域それぞれの山車が集まり、域内の神社を巡る。

 この日は午後7時過ぎ、提燈を飾り付けた山車3台が県道上清久交差点近くに集結。威勢の良い掛け声とともに、山車を回転させるなど勇壮な姿を見せた。

 久喜市上清久祭典実行委員会の関根寿男委員長は「祭りを通じて地域の交流ができる。伝統行事を引き継ぐことができてうれしい」と話した。
 

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