埼玉新聞

 

思いがけない妊娠で悩んだら…鶴ケ島市、無料相談窓口を開設へ 秘密は厳守 保健師、助産師が対応

  • 鶴ケ島市役所=鶴ヶ島市大字三ツ木

 鶴ケ島市は、思いがけない妊娠に悩む市民の相談窓口「にんしんSOS鶴ケ島」を15日から開設する。専用電話かメールで受け付け、保健センターの保健師や助産師が相談に応じる。同様の専門窓口は県やさいたま市で運用しているが、ほかの県内自治体では珍しいという。

 予期せぬ妊娠・出産に戸惑いや悩みのある市民が対象。当事者や家族の不安を専門的な知識を持った保健師、助産師が応じる。相談は無料で秘密は厳守される。

 市は2017年度から、妊娠から子育てまで切れ目のない支援を提供する「鶴ケ島版ネウボラ」を推進している。子育ての不安や孤立感を和らげ、子育ての楽しさや喜びを実感できる環境の実現を目指しており、今回の取り組みも事業の一環。

 専用電話は(電話049・227・3355)。受け付けは月曜から金曜の午前8時半~午後4時半。専用メールアドレスは(ninshinsos@city.tsurugashima.lg.jp)。メール受け付けは年中無休で保健センターのホームページからもアクセスできる(夜間・休日の場合は翌日以降の平日に返信される)。

 保健センターは「一人で不安を抱え込まず、早めに相談してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは、保健センター(電話049・271・2745)へ。

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