埼玉新聞

 

さいたま国際マラソン、駒場ファンランに2300人 歓声の中で楽しみながら、親子や仲間とコース駆ける

  • 「駒場ファンラン」親子ランの部では小学生と保護者が楽しみながら特設コースを駆け抜けた=7日午前、さいたま市浦和区の駒場運動公園

 大人から子どもまで、家族や仲間と楽しめるさいたま国際マラソンの「駒場ファンラン」が7日、さいたま市浦和区の駒場運動公園で行われ、約2300人の市民らが、寒さを吹き飛ばす走りで催しを楽しんだ。

 今年で4回目。車いすの部、小学生と親が走る親子ランの部、小中学生1・5キロの部、チームでリレーしながら周回コースを走る2時間チームランの部が行われた。

 午前9時の車いすの部を前にあいさつした清水勇人さいたま市長は「けがのないよう、皆さんと元気に走ることを楽しむ1日としたい」と呼び掛けた。

 親子ランの部では親子が手をつないで一斉にスタート。さいたま市北区から参加した市立大宮別所小学校2年の増田百華さん(8)は「1番でゴールできて良かった。つらかったけれど頑張りました」と笑顔。父親で会社員の学さん(39)は「子どもと走れるのも今だけ。とても楽しかった」と話した。

 川越市から参加した市立霞ケ関東小6年の根岸涼真君(12)は「ゴールした時は気持ち良かった。声援のおかげ」と満足そうな表情。父親で会社員の紀昭さん(48)は「子どもの成長を感じます。来年はフルマラソンを走りたい。いい思い出になりました」と話した。

 2時間チームランの部では、学校や職場仲間などがチームを結成して参加。歓声の中を仮装して走るランナーも見られ、それぞれ楽しみながらコースを駆け抜けた。

■8日号砲

 さいたま国際マラソンは代表チャレンジャーの部が8日午前9時10分から、フルマラソン一般の部が同9時40分から、いずれもさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナを発着点に行われる。

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