埼玉新聞

 

埼玉クイズ王決定戦、予選会始まる 大宮の会場、8チームが決勝へ 小4の3人組、最初に名乗り

  • 決勝進出を懸け、早押しクイズに挑戦する小学生チームら。右端は出題者で県職員の能勢一幸さん=1日午前、さいたま市大宮区のコクーンシティ

 埼玉の魅力を知り、郷土への関心と愛着を高める「埼玉クイズ王決定戦2019」(県、埼玉新聞社など同実行委員会主催)の予選会が1日、さいたま市大宮区のコクーンシティで始まり、参加した115チーム(345人)から8チームが決勝進出を決めた。

 予選は小学生や友人、家族らが3人一チームで出場。クイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」などで優勝経験のある県職員の能勢一幸さんから、歴史や文化、特産品、県政など埼玉に関する問題が出題された。正解すると会場から大きな拍手が湧き、不正解だとため息が漏れた。

 最初は○×クイズが行われ、勝ち残ったチームは3択クイズに挑み、さらに勝ち抜いたチームは舞台上で早押しクイズに臨んだ。接戦の末、4チームが決勝に進み、敗者復活でも4チームが進出を決めた。

 この日、最初に決勝へ名乗りを上げた「チームY・O・I」は同市立仲町小4年の同級生3人組。山中誉君は「昨年は家族で予選負けだったので、友達と図書館で勉強してきた。優勝して賞品の商品券でみんなと旅行したい」と笑顔で喜んでいた。

 決勝は2020年2月2日、越谷市のイオンレイクタウンで行われる。予選は川越市のウエスタ川越(同1月13日)でも行われ、参加を受け付けている。問い合わせは、同実行委事務局(県観光課内048・830・3955)へ。

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