埼玉新聞

 

接骨院長を再逮捕 女性の通院日数を水増し、保険会社から15万円詐取の疑い 保険会社に情報提供/県警

  • 県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 保険会社から施術料名目で現金をだまし取るなどしたとして、川越市の接骨院院長の男が逮捕された事件で、県警捜査2課と東入間署は25日、詐欺と詐欺未遂の疑いで、川越市藤間、「ふじひろ接骨院」院長の男(43)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、交通事故で通院した川越市の40代女性の通院日数を水増しして2017年10月ごろ、施術料として計約15万円を東京都の保険会社に請求して詐取。さらに18年1月ごろ、計約28万円を請求してだまし取ろうとした疑い。

 同課によると、17年11月ごろ、保険会社に情報提供があり1月の請求は未遂に終わった。

 女性は17年8月、富士見市で追突事故に遭い、軽傷を負った。接骨院には数日通って治療を受けたが、男は十数日通ったことにして請求した。男は「通院日数と施術費を水増ししてだまし取った」と容疑を認めているという。

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