埼玉新聞

 

潜在保育士向け「保育実践研修」、県が独自に実施 受講者を募集、3日間のカリキュラム

  • 保育士等キャリアアップ研修で学び合う保育士ら=6月29日、さいたま市民会館おおみや(さいたま市大宮区)

 県は保育士資格を持ちながら現在、保育職場から離れている人材、いわゆる潜在保育士向けに、県内の保育園や認定こども園で行う保育実習を盛り込んだ「保育実践」研修を独自に実施、受講者を募集している。

 同研修は今年度、県が立正大学に委託し実施している「埼玉県保育士等キャリアアップ研修」の一環。3日間、計15時間の実践的なカリキュラムで潜在保育士と現役保育士の学び合いを通して保育の質向上や人材確保、キャリアアップに役立ててもらうのがねらい。

 実施期間は2020年1月。1日目に合同演習、2日目は県内各園で保育実習、3日目は1月29日に立正大学熊谷キャンパスで全体報告会を行う。詳細はホームページ(https://hoikushi-saitama.com)で公開。問合せは専用コールセンター(電話048・776・9411)へ。

 実施園は以下の通り。

 あおぞらウィンクルム保育園(さいたま市大宮区)▽あおぞら保育園(同市中央区)▽あおぞら西保育園(同市西区)▽桜花保育園(同市大宮区)▽第二なかよしこども園(所沢市)▽東所沢たんぽぽこども園(同)▽向陽保育園(同)▽あきつやまゆり保育園(同)▽栃の木保育園(深谷市)▽寺谷保育園(鴻巣市)▽ほほえみ子どもの国保育園(本庄市)

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