埼玉新聞

 

全国のご当地うどん食べ比べ 16日からうどんサミット 小麦の“聖地”熊谷で開催最終年、30店舗が出店

  • 昨年開かれた全国ご当地うどんサミットin熊谷の様子

 個性豊かなうどんが味を競う「第9回全国ご当地うどんサミットin熊谷」(同実行委員会主催)が16、17日、熊谷市上川上の熊谷スポーツ文化公園にぎわい広場で開催される。熊谷開催最終年となる今回は、新規2店舗を含む30店舗が出店し、埼玉が誇る小麦の"聖地"から、うどん文化をアピールする。

 国産小麦の普及と消費拡大、ご当地うどんの再発見を目的に2011年に始まった。3年ごとに開催地を変更し、来場者による投票でご当地うどんの頂点を決めている。

 麦栽培の技術を確立した麦王(麦翁)こと権田愛三を生んだ熊谷は、全国屈指の小麦生産地として知られる。17年からサミットが開かれ、地元の「熊谷うどん」が昨年、グランプリを獲得した。

 全国のご当地うどんを食べ比べできるのがイベントの魅力。埼玉のご当地うどんは、熊谷うどんをはじめ、「加須うどん」(加須市)、「武州煮ぼうとう」(深谷市)、「こうのす川幅うどん」(鴻巣市)と、いずれも初出場の「きのこたっぷり肉うどん」(長瀞町)、「埼玉名物肉汁うどん」(蓮田市)の計6店舗が出店する。

 また新企画として、うどんの新しい食べ方を提唱するレシピコンテストの表彰式を開催するほか、うどん打ち体験のブースも用意する。

 両日とも午前10時~午後4時。1杯450円のうどん3杯分が付いたお得なチケットは、前売り1100円(11月15日まで)、当日1200円で販売する。

 問い合わせは、熊谷市観光協会内の実行委事務局(電話048・579・5701)へ。

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